こんなことがありました。

皆様ご無沙汰しております。

体調不良や夏休みもあり、すっかり投稿から遠ざかっておりました。
今回は、たった今あった出来事についてお伝えしたいと思います。

土日の不在中、事務所に冷凍の宅急便が送られてきたようでした。
送り主は記憶にない名前の方でした。
過去のデータやインターネットを検索してても名前が出てこない。

思い切って宅急便の方に、送り主の確認をお願いしました。
そうしたところ、このブログの読者の方で、私の記事に感動してくださったのでお送りしました、とのお話があったことがわかりました。

とはいえ、お受け取りはお断りさせていただきました。
もちろんその方が全くの善意で、私の書いたことに対して「ありがとう」という気持ちでお送りくださったこと自体に疑いを持っているわけではありません。

ですが、(ここは弁護士によって考え方が違うところかもしれませんが)弁護士というのは、「物をもらう」ということについて、かなり慎重にならざるを得ない生き物なのです。
もちろん、顧問先の方からお中元をいただく、依頼者の方が手土産をもってきてくださる。
そういうものは、ありがたくちょうだいします(注:催促しているわけではないので誤解しないでください)。

しかし、我々の職業というのは恨みを買う職業です。
私も今まで脅されたことが何度かあります。
ブログやWEB記事のコメントで、心ない言葉を容赦なくかけられたこともあります。
そういう立場からすると、面識のない方からの贈り物を受け取るということは、「職業的な一線」として引いておくべきであろうと考えているのです。

もちろん、大きな事務所で事務方が何人もいたり、メディアによくご出演になっていて、直接面識のない方から色々送られてくる弁護士などは話が別なのでしょうが、ともえ法律事務所のような超小規模事務所は、「何かが起こる前の一線」というものは厳然と画しておかねばならないわけなのです。

そういう事情ですので、面識のない方からの贈り物は一切お断りさせていただいておりますので、この場を借りてその旨お伝えさせていただきます。
もし、私のブログやWEBの記事を読んで少しでも心が明るくなった方がいらしたら、それはそう思っていただいただけで、こちらとしては幸せです。
思い浮かんだことを適当に並べているだけのブログですので、どうかお気遣いはなさらないでください。
却ってご迷惑をおかけすることになってしまいますので。

今回贈り物をしてくださった方、ありがとうございます。
お気持ちはありがたく頂戴します。
お応えできなくて申し訳ありません。
お返ししたものは、ご自身や周りの方とともに楽しんでいただければと思います。


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Commented by 夏の終わりの生存確認 at 2017-08-28 22:49 x
(毒物等でなければ)、とても好意的な読者様がおられるということですね。文の力でファンを動かす感動を届けられておられるということ、すごいなぁと思いました。

プレゼントということについて考えさせられました。自分もちょうど最近、今までに面識や取引実績のない企業様等にお近づきになりたい気持ちがあるのですが、なんとも要領を得ません(その点、本件の贈り主様に共感します)。

相互利益を図る交流のきっかけ作りのような物事について、先生の御視点から何かヒントになるようなお言葉をいただけると喜びます。
Commented by terarinterarin at 2017-08-31 19:55
> 夏の終わりの生存確認さん

私の対応は、私の職業に特有のものと思うので、他の業種の方には当てはまらないような気がします。

ご挨拶のお手紙とともに、仕事で必ず使うちょっとしたアイテムをお送りする、もちろん効果じゃないもの…というのはどうなのでしょうか。
Commented by いちぼ at 2017-09-01 15:22 x
まっとな行動。再来月、裁判官が任意証拠保全中の物件視察に来るんだが、送迎も飲み物も提供もできないことが心苦しい
by terarinterarin | 2017-08-28 12:45 | Comments(3)

寺林智栄の弁護士としての日々や思いをつづります。


by terarinterarin