もし「ひよっこ」のキャラクターが紛争当事者だったらという弁護士の妄想

ドラマはほとんど見ません。
しかし、今は珍しく、「ひよっこ」と「やすらぎの郷」を見ています。
テンポがちょうどよいのです。特に「やすらぎの郷」のテンポは、自分にマッチしています。
昔からおばあちゃんぽいところがあるといわれてきましたが、拍車がかかったように思います。

さて、今回はもし「ひよっこ」の登場人物が何らかの紛争に巻き込まれた場合、どんな依頼者相談者になるかを妄想してみました。

まず、みね子や鈴子さん、すずふり亭のシェフなどは、巻き込まれたとしても事故みたいなもんでしょうし、非常に理路整然と弁護士に相談し、受任しても非常にスムーズにコミュニケーションを取れる優良依頼者になるでしょう。

漫画家連中は、原稿料の不払いといったトラブルに巻き込まれる可能性が高いと思いますが、おそらく契約書もろくになく、原稿料がいくらだったかの記憶も乏しく、法的請求が困難な案件になる可能性が相当程度高いと考えられます。

愛子さんは、依頼者としては特に問題がある人ではありませんが、話が脱線しがちで、相談時間が長いわりに「核」の部分はほんのちょっとというタイプの相談者さんになるでしょう。
また、案外しっかりしているので、本格的なトラブルになる前に予防的に無料電話相談などを有効に活用し、難なく過ごしていけるタイプではないかと思います。

実は、弁護士泣かせなのは、私の愛するムネオではないかと思います。大したことはやりませんが、盛り上がって大声を出しすぎて内容証明が送られてきたり軽く慰謝料なんかを請求されるんだけど、あの手の性格なのでシャウトせずには生きていられない、そして、弁護士が打ち合わせの際に、トラブル回避のために必要なことなどを話しても、自分のスタイルやこだわりをとうとうと語りだし、結局わかっているのかわかっていないのかよくわからない状況で終了するというパターンかと思います。資力を考えれば法テラス利用者になるかと思います。
また、リピーターになる可能性もあると思います。

大家さんは、今の入居者が皆さん現在優秀なので家賃滞納などの憂き目にあっていませんが、案外人が好いので取り損ねたりする可能性があり、将来的に被害者予備軍かもしれません。
ですが、帳簿をきちんとつけているかどうかはかなり怪しく、銀行振り込みにしていなければ、証拠がそろわない可能性があるのではないでしょうか。

最後に番外編を2つ。
早苗さんは、案外男に騙されて慰謝料請求なんてのがありそうだと思っています。
そして、豊子はトラブルに巻き込まれても、自分で内容証明の書き方から訴状の書き方からなんでも調べて本人訴訟を起こし、勝てるタイプと思います。そんじょそこらの弁護士より相当優秀だと思います。
すくなくとも、こいつよりは100倍優秀だぜという具体的な弁護士が、いま私の頭の中には、少なくとも3人います。

というところで、明日のひよっこも楽しみたいものです。
やすらぎの郷もね。


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Commented by 流れ星 at 2017-09-01 14:52 x
その三人が知りたい。
by terarinterarin | 2017-09-01 00:57 | Comments(1)

寺林智栄の弁護士としての日々や思いをつづります。


by terarinterarin