弁護士とカバンとぎっくり腰。

以前、このブログで、弁護士のカバンの中身について書いたことがありました。
要は、弁護士は荷物が重いと。いろんなものが入っていると。

その荷物を、テラバヤシが弁護士になってから、どのようなカバンで持ち運びしてきたか、そのプチ歴史についてお話ししたいと思います。

弁護士になったばかりのころは(注:最初の1年は東京で弁護士をしていました)、きちんと革のカバンを持っていました。
愛用していたのは、HIROFUの大き目のトートバッグでした。私の記憶では、オレンジとこげ茶色のものを使い分けていたような気がします。

革のトートの中でも結構大きな方で、自分も「これじゃ荷物が入りきらない」と思った記憶がありません。おそらくこのころは、これで足りていたんだろうと思います。

革トート生活は、名古屋に行ってもしばらくの間、続いていました。半年くらいは続いていたのではないかと思います。
が、そのうち、
「このカバンじゃ入らない!!」
「カバン自体が重い!!」
と思い始めるようになりました。

そうです。
刑事事件の件数がかさむにしたがって、持ち歩く記録がどんどんかさばり、必然的に荷物が重くなってきたのです。

それでも革のトートを使い続けていた私を、ある日悲劇が襲いました。

自宅に帰ってしばらくくつろいだ後、立ち上がろうとした時のことでした。
「ぴきっ」という音が聞こえました。
腰のあたりから聞こえてきました。
直後、痛みが走りました。
腰がほとんど曲げられない状態になりました。

もう夜遅くのことだったので、翌朝、当時たまに行っていた整体院に予約を取りました。
状態は、いわゆる「ぎっくり腰」で、骨盤が思いきり前方向にずれていると言われました。

1回目の整体で、恐る恐る動けば何とか日常生活に支障がない程度にはなりましたが、完全には治りませんでした。
2日後くらいにもう一度、1週間後にもう1度行って、なんとか治ったという状況です。

整体師の方からは、片側(私の場合、左)の肩にいつも重い荷物を持っているので、右肩が下がり、体の右半分が縮んだ状態になっていると言われました。当然、ぎっくり腰の一因になっていると…

単純な私は、荷物両肩に持って歩けばいいんだ!!という結論に至り、以後、仕事でリュックを背負うという生活に突入しました。

そのリュックは、「The North Face」の26リットルという、いわゆるガチ・アウトドア用で、さらに目の覚めるようなブルーにショッキングピンクにイエローというなかなかに明るい配色。
黒のリュックじゃつまらんと思った結果、この選択になりました。

さらに、当時の私は、背中までのロングヘアにきっついスパイラルパーマをかけてポニーテールにしていました(本当はロングのドレッドにしたかったのですが、美容師さんに髪質的に無理と言われて断念しました)。
そして、長距離移動が多かった当時の私の足元は、基本スニーカーでした。

パンツスーツにやけに派手なリュックを背負い、髪はもじゃもじゃ、ごついスニーカー…という「あの人、何してる人?」みたいないでたちは、このようにして生まれたわけです。

当時の私のいでたちを覚えている人もまだいらっしゃると思いますが、それなりの経緯と理由のもとにああなってしまったのだということを、この場を借りてお伝えしたいわけです。

さて、このような思いきったファッションにシフトして、私の腰の状態がどうなったかというと、実はさらにその半年くらい後にぎっくり腰を再発し、整体院のお世話になりました。
さらに、1年後くらいには、愛知県弁護士会館の裏で落ち葉を踏んで転び、ひざを痛めるという事態に陥りました。

なで肩のくせに大きなリュックに荷物をパンパンに入れて移動するという生活が、慢性の肩コリと背中痛の一因になっていたことは間違いありません。
(ついでにいうと、きっついスパイラルパーマは、髪を傷める原因になりました。)

リュックは万能ではありませんでした。

というわけで、今はすっかり更生し、黒色トートに夏場はワンピース、髪の毛はこぎれいなショートヘアという、まっとうな弁護士に戻ったのであります。
自分的には…








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by terarinterarin | 2014-06-20 17:17 | Comments(0)

寺林智栄の弁護士としての日々や思いをつづります。ウェブサイト https://attorneyterabayashi.simdif.com  「弁護士テラバヤシ」でツイッターもやっています。


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