男性弁護士にももクロ好きが多いんじゃないかと疑われる件について
2014年 08月 02日
仕上げなければいけない起案が1つあるのですが、そんなもののために週末事務所に行くのもおっくうで、仕事を自宅に持ち帰っております。
が、布団干すのに外にちらっと出ただけでグロッキーになり、起案せずに今に至っております…
さて、だらだらと過ごす週末(オノレの場合はウィークデーも同じだろうがと突っ込まれそうですが)、何の気もなくFBを眺めておりますと、「ももいろクローバーZ」に関する書き込みが、わりによく目に飛び込んでまいります。
私のFB上の友人は、同業者が圧倒的多数を占めています。
ももクロについて書いているのは、1名を除いて(1名は弁護士会の職員の方です。そう、心当たりがあるあなたです。いやしかし、最近書いてないですね~)、男性同業者なのであります。あの人でしょ、この人でしょ…と考えていくと総勢で5~6名くらいでしょうか。
そして、そのうちの多数派は、おそらく「Z」がなかったころ、つまり早見あかりちゃんがいたころからのファンではないかと思われます(紅白に初出場した際の、FB上での反応で、そのように感じました)。
一方、不思議なことに、FB上の友人の中で、今や日本の大国民的アイドルたるAKB48(各グループ含む)のファンであることをカミングアウトし、FBで語る、という人は誰もいません。
確かに、ももクロさん、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気ですが、世間一般的には、まだまだAKB強しといえる状況なんではないかと。
そして、FB上の私の友人の偏った職業バランスから考えると、たとえ、コアにももクロについて語る方が5~6名だとしても、一応、こんな仮説が成り立つのではないかと思うのです。
「男性弁護士には、相対的に、AKB48のファンより、ももクロのファンが多い。」
そして、この仮説、弁護士の職業的なサガとも関係あるのではないか…そんな風に思うのであります。
例えば、刑事弁護。
「悪人」「更生可能性がない」「反省していない」「真剣に謝罪していない」なんて、罵倒される被疑者被告人の利益を守るのは、弁護士の仕事です。
例えば、ヘイトスピーチ。
「表現の自由」を盾にとって、学校の周りで拡声器やミュージックバスでがなり立て、時には器物まで壊しちゃう団体の皆様から、差別の対象になっている幼い子供たちの利益を守るのは、弁護士の仕事です。
「水際作戦」をとる行政と喧嘩して、ホームレスだった人を連れて生活保護の受給手続に行き、時には職員と喧嘩するのも弁護士の仕事です。
もちろん、弁護士がみんなこういう仕事をしているわけではありません。
しかし、人権擁護は、弁護士全体の使命とされているのです。こんなに爆発的に同業者人口が増えた昨今においても、その精神を胸に秘めている弁護士は、今でもたくさんいるはずです(そう信じたい)。
そして、そうであれば、先ほど挙げた仕事を行うのは、ある種弁護士として当たり前、という感覚を持っている同業者も、決して少なくないはずだ、と思うのであります(そう信じたい)。
つまり、弁護士というのは、王道ど真ん中を堂々と胸張って歩いている人よりは、そうではない、日陰を歩かざるを得ない人、日陰に追いやられた人、いつの日か私も幸せになりたいと願う人、そういう人に自然と目が向いてしまう、そんなサガを持っているのではないか、と思うのです。
別に、ももクロが「日陰」にいた人、などと言いたいわけではありません。
しかし、ももクロさんは、AKBよりは後発で、そしてAKBが最初から「ハコ」を与えられて、秋元康の緻密なプロデュースのもと、爆発的にに人気を博してきた陰で(苦労してないなんて口が裂けても言う気はないですが)、路上ライブを繰り返し、精神的支柱の早見あかりちゃんを失い、いつの日か紅白に!!という夢のもと団結して、ちょっとずつちょっとずつ歩いてきた、という、まさに「ヤンキーだった少年が紆余曲折のもと更生した」というスピード感を体現しているグループなんではないか。
そして、そういう王道ではないぶきっちょなやり方で、若い女の子たちが懸命に頑張ってきた、その姿に、「非王道DNA」を有する男性弁護士はくすぐられているのではないか。
そんな気がして仕方ないのです。
ちなみに私は、ももクロの曲では「サラバ、愛しき悲しみたちよ」が大好きです。
ただ、「非王道DNA」を持っていると自負する私でも、男性弁護士のように熱心に語ろうという気にはなりません。
それは、私が一応女子、だからでしょう。
女子としては、「アイドル」と名乗る以上、もう少し美しさや華やかさが欲しい。
ももクロには、それが足りんかな。
女性は、どんなものにも美しさを求めるものなのです。

