ブログやってもお客なんて増えませんから!!

ここ数回、法テラスの悪口とか絶歌の感想文とかのある意味お騒がせ記事や、集団的自由権関係の「あれ?熱でも出した?」みたいな真面目な記事などなど書いていました。
テラバヤシのブログも緩さがなくておもろくなくなったな、などと思われている方も、ひょっとしてひょっとするといらっしゃるかもしれません。

本日は、(なんとほぼ連投ですが)いつもの調子に戻ってお届けします。

ここ最近立て続けに、友人知人の複数の弁護士から「ブログは集客につながっているのか」みたいなことを聞かれています。
中には、「お客が増えるかもしれないからお前もブログやったら」みたいなこと言われている人もいるらしく。
先日も登録以来の大の仲良しから、一緒にイタリアン食べているときに、「で、お客ってどこから来てるの。ブログとかホームページから来るわけ」と聞かれました。

はっきり言いましょう。

ブログで集客なんて、できませんから!!

「そりゃ、あんたのブログじゃ無理だろう」という突込みがどこからか聞こえてきそうです。
言われても仕方ありません。
だって、あなた、あんだけ「出したのがおかしい」とか言われている絶歌の出版を肯定して、世間的に見れば、圧倒的少数派的かつ糾弾の的になりそうなこと、バンバン言っちゃっているんですから(実際、お叱りのコメントがいくつか)。
その他のネタを見ても、集客目的ゼロであることは、一目瞭然、このブログ。

が、テラバヤシのブログだから集客力ゼロ、てわけでもないと思うのです。

テラバヤシが「ともえ法律事務所」の存在を明らかにするためにやっているのは
・弁護士ドットコムの広告
・ホームページ作成(自作)
・FBページ(自作)
・LINE@(自作)→まあ、FBページみたいなものです。
・このブログ
・郵便局においてある現金封筒の広告

あとまあ、存在を明らかにするためという趣旨ではないですが、「シェアしたくなる法律相談所」での執筆も挙げられます(最近ここもドットコムさんみたいな広告業主体になり、元からライターをしていた弁護士も掲載されるようになっています)。

たぶん、独立後に相談・依頼を受けた事件の8割は、弁護士ドットコムを見て来た方です。
弁護士ドットコムには、弁護士ごとの相談用の専用電話番号があるので、着信を見れば「ドットコムから来た」ということがわかります。
メールでの問い合わせも、弁護士ドットコムを経由してから来るので、やはりわかります。
ドットコムを見て、そのままダイレクトに問い合わせという方がやはり多いのです。

次に多いのが、ドットコムを見た後、ホームページにお立ち寄りになって、それから事務所の固定電話にお電話をかけてくる、お問い合わせフォームからメールをするという方。
事務所の電話番号やお問い合わせフォームを使って相談された方には、お会いした時に「どうやってこの事務所を見つけたのですか?」と聞くのですが、ほとんどの方は「弁護士ドットコムで見て、それからホームページを見てきました」とおっしゃいます。
ホームページダイレクトで来た方って、2,3人だったんじゃないでしょうか。

そう、つまり流れとしては、
弁護士ドットコム→電話、メール
弁護士ドットコム→ホームページ→電話、メール
がほとんどで、

ブログ→ホームページ→電話、メール とか、
ホームページ→ブログ→電話、メール とか
弁護士ドットコム→ホームページ→ブログ→電話、メール
なんて方には、未だお会いしたことがありません。

おそらく、
弁護士ドットコム→ホームページ→ブログ→電話、メールするのやめる
ホームページ→ブログ→電話、メールするのやめる
ブログ→終了
という方は、テラバヤシまでたどり着かないのでわからないだけで、実は案外たくさんいるんじゃないかと思うんですが(特にここ最近)。

相談の申し込みをしてから、事務所に来るまでの間にブログを読んでいらした人、というのはちらほらいらっしゃったようです。
また、契約を結んでからブログを読むようになった方もいらっしゃいました。
「申し込んだけど、あのブログ見たら先生に任せるのが怖くなったので、やっぱりなかったことにしてください」という人は、未だいませんが(いや、もしかすると言いたいけど言えないだけかもしれない)。

要は何が言いたいかというと、これ、先の仲良しの友達にも話したのですが、
「ブログに集客機能はない。客の選別機能があるだけだ」ということなのです。

つまり、うちに来るお客のかなりの多くが、弁護士ドットコムを見て来る。
ということは、集客機能があるのは、弁護士ドットコム(ごくまれにシェア法)など、お客さんにとっての「弁護士を探すとっかかり」媒体にほぼ尽きるということになるわけです。

ここで、テラバヤシという人物に興味を持ってくれた方のうち、ちょっと慎重な方?が、「もうちっとどういう弁護士なんか観察してみよう」とホームページにおいでになる。
で、さらに人となりを見ようとしてブログにやってくる。

実は、弁護士ドットコムのテラバヤシページの基本部分は、ドットコムの社員さんが、ともえ法律事務所のホームページを参考に作ってくださったので、ドットコムからホームページに来ても、あまりイメージに変化はないと思います。
でも、やっぱり全部自分で作ったホームページで自分の趣味満載な感じにしてしまっているので、ドットコムページよりは、テラバヤシ色は、当然濃い。

で、どれくらいの割合かわからないけど、濃くなったテラバヤシ色に当たってしまい?、「うん、別な弁護士探そう」といって、ここでサヨナラになる人もおそらくいるでしょう。

そして、ここを突破してブログにやってきた人の中には、さらに濃ゆくなったテラバヤシ色に耐えられなくなり、脱落。

とっかかりの媒体から、ホームページ、ブログと「その事務所、その人」の特色が出る媒体に進めば進むほど、人間性が出てくるのですから、当然その過程で、弁護士探しをしている人は「この弁護士とは合いそうだ、合わなさそうだ」と判断することになります。
この2つのステップを踏むことによって、お客さんとしてその弁護士のところに到達する人は絞られる。
テラバヤシ特有の問題でも何でもない、と思います。

ところで、テラバヤシがやっている広告的なもののうち、ゆうちょの現金封筒は、おそらく弁護士ドットコムのさらに手前に位置する広告手段なんかなあと思います(担当さん、違っていたらごめんなさい)。

弁護士ドットコムは、弁護士を探している人がやってくるところ。
現金封筒は、弁護士を必要としていない人も(いやそっちのほうがかなり多い)手にするもの。
おいてあるのは近所の3つの郵便局。
「へえ、こんなところに法律事務所があるんだ」と覚えてもらう。
何か困ったことがあった時に「あ、そういえば、この近くに法律事務所があったな」と思い出してもらう。
友人に「誰か知ってる弁護士いない?」なんて聞かれて、「そういえば…」と思い出してもらう。

そこから事務所のホームページにダイレクトに飛んできたり、直接電話が来たり、一度検索して弁護士ドットコムに行ったりなんていう、さらに手前のきっかけ作りの媒体ということになるんでしょうか。

まあ、前にも書いたような気がしますが、自分はもともと文章を書くのが好きで、その好きな気持ちが訴状や準備書面や弁論なんかを書くのでは満たされないため、こうやってブログをやっている次第なわけです。
繰り返しになるが、目的は集客では決してなく、機能としてもそういう役割はになっていない。

一番理想的なのは、なーんにも広告してないのに仕事があるということです。
そういう人、周りに案外いたりします。
何も宣伝してないのにそこにたどり着くお客さんがいるということは、ドットコムや現金封筒に勝る宣伝マンがいるってことなんですから。

弁護士として信頼できる人であることの一つの証明だよなあ、と思います。
尊敬。











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by terarinterarin | 2015-07-13 00:18 | Comments(0)

寺林智栄の弁護士としての日々や思いをつづります。ウェブサイト https://attorneyterabayashi.simdif.com  「弁護士テラバヤシ」でツイッターもやっています。


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