男性弁護士の服装が相当ラフになった件について。

東京限定の話なのでしょうか。

よくわかりませんが、弁護士(特に男性弁護士)の服装が、ここ1,2年非常にラフになってきたなと思うのです。
ラフになったと思うのは、ノーネクタイの男性が増えてからということが理由です。

世間の働く男性の服装はどんどんカジュアル化していますが、男性弁護士もご多分に漏れずそうなっているようです。

もちろん、夏場は裁判所が「クールビズ」なので、それに合わせて?男性弁護士もクールビズ(私も相当クールビズ)していて、ノーネクタイに半そでシャツ、あるいは長そでシャツの袖をまくって、というのはわかります。

が、近年は、クールビズ期間じゃなくてもノーネクタイの男性弁護士が増えたように思います。
若い方中心ですが、若いとはいいがたい方もそこそこノーネクタイです。

ジャケットは着ていてもネクタイはしないというスタイルが非常に浸透しているのではないでしょうか。

それだけでなく、いわゆる「スーツ」ではない方も非常に増えたと思います。
単品のジャケットと単品のスラックスを合わせるスタイルの男性弁護士も、とても多くなったなと思います。

個人的には、クールビズが浸透した結果なのではないかと思っています。

クールビズ浸透→そもそもネクタイ自体が季節問わず窮屈→1年通して別にしなくても構わないんじゃないか→ジャケット着てれば別にスーツじゃなくてもいいんじゃないか
…とこんな思考過程で(「チコちゃんに叱られる」の「たぶんこうだったんじゃないか劇場」風にお届けしたつもりです)、男性弁護士の服装がどんどんラフになっているように思うのですが。

裁判所職員(裁判官、書記官、事務官含めて)の雰囲気が、年がら年中ラフな雰囲気にシフトしてきたせいもあるように思います。
裁判官は法廷では法服着ているからあまりわかりませんが、書記官事務官なんて、夏場じゃなくても、基本的にネクタイしている人とかジャケット着用の人はものすごい少数派。
一昔前は、もう少しいたような気もするのですが…

これだけラフだと、こちらも「そこまで気合い入れる必要ないんじゃない?」と思うのは、当然でしょう。

これらに加え、ユニクロをはじめとして、ライトなビジネスファッションを展開するブランドが増えてきたというのも更なる追い風になっているように思います。

男性弁護士はこういう風潮をどう思っているのでしょうか。

ネクタイしめなくてもいいというのは、非常に楽だと思って喜んでいる人が多いのでしょうか。
もしそうだとしたら、その考えは非常に甘いと言わざるを得ないでしょう。

スーツというのはいわば制服みたいなもので、極端な話、そこそこ質の良いスーツを着て、そこそこちゃんとしたネクタイをしていれば、男性のお姿は「それなり」に見えるものなのです。
そのようなものを脱ぎ捨てて、カジュアルなファッションにシフトするということは、自分のファッションセンスがもろに人目にさらされることを意味します。

つまり、「おしゃれ」「おしゃれじゃない」「きちんとしている」「だらしない」「かっこいい」「かっこ悪い」という残酷な品評が待ち受けるということになるわけです。

これは実は、「スーツ着てればOK」ではなかった女性たちが常にさらされてきた道でもあります。

ついに男性も(というか男性弁護士も)そういう残酷な目に遭うときがやってきたのだなあと感慨深い思いになったりするものです。

そういえば、最近男性化粧品や男性エステが着実に浸透しているようですが、これも男性の「脱スーツ化」→「自分で気を遣わないと見た目がとんでもないことになるかもしれない」という危機感の表れではないでしょうか。

今まで男性弁護士は、見た目に気を遣わない人が多すぎた気がするので、個人的には悪くない風潮かなと思ってはいます。
化粧やエステは勘弁してほしいですけれど(差別的でしょうか)。


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by terarinterarin | 2018-09-23 17:06 | Comments(0)

寺林智栄の弁護士としての日々や思いをつづります。ウェブサイト https://attorneyterabayashi.simdif.com  「弁護士テラバヤシ」でツイッターもやっています。


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