複合機設定トラブルも出張サポート業者さんがわずか1時間で全面解決して下さり、一件落着(ですが、どうも経費的にeFAXの方がお安いという情報提供が…)。
そして、先週10日には、札幌から両親がやってきて、事務所の掃除などなどきめ細かい(そしてある意味ありがたいと言っておいたほうが親孝行になりそうな)作業をやってくれました。
まだ、小口現金だの、必要なハンコ類だの、郵券だの(その他私が気がついていないであろういくつかのこと)の準備が残されてはおりますが、とりあえず、「これで事務所開けても大丈夫」という状況にはなりました。
というわけで、開業前に多少お休みしようと思い、帰ってきちゃいました(ま、予定通りなのですが)。
が。案外休んでいなかったりします。
まずは、法令調査の依頼が直前に飛び込んできて(うーん、こういう依頼って結構マニアックな感じもするのですが)、調査自体は概ね済んでいたのですが、報告書にまとめるのがまだ、という状況で、その報告書作りをやったり。
あと…以前も書きましたが、無謀にも自身でHP作りに取り組んでいて、仕上げがまだなのです。オープン日の朝イチでアップ(無理だと思いますが…)を目標に仕上げ作業。
その他、諸々依頼者とのメールでの連絡…
スマホとPCがあれば、どこにいても仕事ができる時代。便利ですけど、どこにいても気が休まる暇がない…というのは案外本当の話なのかもしれません。独立後は益々そうなるんでしょうなあと今から覚悟しています。
とはいえ、「場所変えただけで休む間もない」という状況かというとそうではありません。
FBにも投稿しましたが、本日は、受験時代のお師匠とランチをしてまいりました。
このお師匠、研究者を脱落した私が司法試験に転向した時から合格するまでの10年間、民事系科目の私の悲惨な答案を丁寧に添削し、受験用のゼミに呼んでくれたり、何かと面倒を見続けてくれました。
寺林合格の最大の功労者?といっても過言ではないお方です。
なかなか受からない私に対して「司法試験は諦めなければ受かる試験だ」「徳をつんだ人から受かるのだ」とずっとずっと励まし続けてくれました。
私にとっては、札幌M高の大先輩でもあるのですが、M高の後輩は無条件で可愛がるという母校愛の強さ?もお持ちの方でいらっしゃいます。
H大法学部、ロースクール出身者の中には、この先生に足を向けて寝られない人が、そりゃあたくさんいるはずです。
かなりな毒舌で、学生に対して強烈な毒を吐きつつも、付いてくる人間は決して見捨てない、そういう懐の深いところがある先生でした。
数年前に退官されてからは、ご自宅で悠々自適に暮らしていらっしゃるようでした。
一時体調を崩されていたようですが、帰省するたびにランチをご一緒させていただいております。
夏に帰省した際に独立の話をし、独立前に一度戻ってこようと思っていると話したところ、「じゃあ、その時に美味しいものを食べに行こう」とお誘いいただき、本日、ご一緒したというわけです。
一時鳴りを潜めていた毒舌も、本日はなめらかに口をついて出てきていて、多少お体の方も調子がいいのかなあなどと嬉しい気持ちで眺めていました。
「先月購入した新車に慣れてないから、この辺を一回りドライブしましょう」という危険なお誘いを受けて車に乗りました。
若干身構えましたが、殊のほか運転はお上手で、運転中、恐怖心を感じることもありませんでした。
楽しい時間でした。
自分も弁護士になってもう8年目です。
自分が年をとったぶん、親も年をとり、当然恩師も年をとっているわけです。
その親が独立する娘の事務所を訪ねてきてあれこれ世話を焼く姿というのは、本人からしてみると、まあ、アレなんですが、たぶん世間様から見ると健気で心優しいものに映るのでしょう…
年老いた恩師の姿を見るのは、若干辛かったりもするのですが、帰省の連絡をすると一緒にご飯を食べようと言ってもらえるというのは、やっぱり嬉しいし、今だからこそできるものなのかなと思ったりもします。
親に世話を焼いてもらえるのも、恩師にランチを誘ってもらえるのも、永遠に続くわけでもなく、そう遠くない未来に終わってしまうかもしれないとも思うわけです。
そんなことを噛み締めながら、世話焼きの親と毒舌の恩師は大事にせなあかんなあと、なぜか関西弁で感慨にふける寺林なのでした。
URLはこちら。
https://www.facebook.com/tomoelaw323
事務所の名前は、「ともえ法律事務所」。
この「ともえ」ですが、私の下の名前です。
実は、前々から独立するときには、下の名前を平仮名にしてつけようと決めていました。
実は私の名前は、上も下も珍しいのです。
「寺林」というのは、字面は地味ですが、全国津々浦々探してもなかなかいない。以前何かで調べたところ、1000世帯ないらしいということがわかりました。
そして厄介なのが、「平林」さんと聞き間違えられることがよくあるのです。
電話で名前を聞かれたときに普通に「テラバヤシ」と発音しても(ゆっくり発音しても)、7割から8割くらいは「ヒラバヤシ」と聞き間違えられる。
1年くらい前からは「お寺に林と書いて寺林といいます」と予め言うようにしているほどです。
で、こういう聞き間違い安い苗字を事務所の名前に据えるのはよくなかろうと、「寺林法律事務所」はなくなりました。
じゃ、自分の名前と関係なしになにか思いを込めたカッチョいい言葉でもつけてみようか、とも考えたのですが、これがなかなか…
花言葉の意味から花の名前とかっていう柄でもないですし、日本語で何か好きな言葉を英語やフランス語に置き換えて、というのもこそばゆい。
コピーライティングのセンスがまるでないのか、しっくりくるものは無し。
そもそも、そんなに真剣にも考えなかったのですが…
じゃあ、まあ下の名前で行くか、となりました。
下の名前の問題点、それは漢字にしてしまうと、だれも一発で「ともえ」と読んでくれないということです(これは以前、こちらのブログでも書きましたけれども)。
この際、平仮名表記の「ともえ」にしてしまえば、実は「智栄」は「ともえ」なんていう、少しは女の子らしい名前なんだよということも宣伝できるいい機会ではないか!!
こうして、私は、法律事務所開くなら、「ともえ法律事務所」にしようと決めました。確か、2年くらい前のことです。
今まで周囲の何人かには、独立後の事務所の名前が「ともえ法律事務所」であることを伝えていました。
大抵の人は、かわいいとか、「下の名前なんだ」などと、狙い通りの反応をしてくれるのですが、たったひとり、思わぬ反応をした人がいました。
「なんでともえなの!!三つ巴のともえ?」
ちなみにこの方、刑事弁護をやっている弁護士なら、知らない人はいない方です。
白髪に髭を蓄え、メガネをかけて、よく響く声。
そう、割と最近引退した有名なあの監督によく似ておられる、あの方です。
何事か成し遂げる人というのは、発想力が凡人とは異なるようです。
この間、ブログせねばと思っておったのですが、どうしても気持ちが新規開業+日々の業務の諸々に集中してしまい、なかなか投稿することができませんでした。
9月も本日で終わり。
開業予定日まであと3週間ほどとなっております。
事務所には、テーブルが入り、複合機が入り、本棚が入り、事務所からの記録や書籍が入りました。
まだまだ小間物の用意はできておりませんし、実はこれから冷蔵庫を買いに行くところで、すぐにでも開業できまっせ、という段階には至っておりません。
が、気持ちは大分楽になってきました。
きっかけは、事務所に書籍や記録を搬入して、とりあえず置場所を確保できたということでした。
とりあえず、法律家というのは、記録とPCと頼るべき書籍があれば、あとはなんとか仕事ができるもんだという気持ちが、自分の中にあったのだと思います。
ちょうど1週間前の秋分の日に、本棚と書籍記録類が運ばれ、25日に片付けたところで、なんとかなりそうだなという気持ちになりました。
ハード面の備品は、あとはそれほど急いで揃えなければならないものがそれほどなく、このあとは、ホームページ作成や名刺、プレート、挨拶状などの用意に時間をかけることができそうです。
そうそう。
ホームページは、結局自分でのんびり作っています。
WIXというサイトのテンプレートが思いの外使いやすく、私でもなんとかなりそう...なのです。
業者さんに頼むことも考えましたが、かなりなお値段がかかるようですし、元々今回の独立は「身の丈に合わせて自分らしく」がテーマですので、やれることは自分でやろうかなあ…という感じで、楽しみながらゆっくりやっています。
名刺のデザインも自分で考えたところです。
少し独立前に休養しようと思っておりますので、残り2週間くらい、なのですが...
困っているのは、複合機の設定。
受信FAXをメール転送してもらう設定にしたはずなのに、なぜかそうならない...
同業の皆さんは、いらないFAXの紙の山に埋もれる苦痛をお分かりいただけると思います。
私としてもそこから解放されたくてこういう設定をしたはずなのですが...なんでうまくいかないんだろう?
ま、でも、このくらいはいいかな、なんて思う今日この頃。
こういう小さなひとつひとつに、私ってほんとに開業できるのかしら...と、つい1週間くらい前までは一喜一憂していたわけですが、まあ、最低限FAXとれるから、とりあえずいっか、というのが最近の心境...なわけです。
所詮、完璧な走りだしなんぞ無理と悟ったというわけです。
ともあれ、今月下旬には開業です。
恥ずかしくない程度のハコにできるよう、焦らず騒がず、後もうちょっと頑張ります。

